日本とポーランドの航空運賃が もっと安くなれば良いのですが。
前回のブログで ご紹介したイギリスからの留学生だけでなく、息子の周りには日本好きな人達が多いようです。全体を見れば、中には日本や日本人が嫌いな方もいるのでしょう。しかし、そういう方は近寄ってこないでしょうから、息子の見えている景色では日本人に好意を持って接して下さる方が多い、となるようです。
数少ない日本人同士だけで行動することは全くと言ってよい程ないそうで、遊びに誘ってくる人たちは日本に興味がある友人ばかりなようです。お陰様で自分で誘ってスケジュールを入れる暇があまりなく、いつの間にか友達と遊んでいるようです。もちろん、勉強する時には断っているようですけど。
とある息子の友人は大学を出て一度社会人になってから大学に戻り、大学院で学んでいますが、日本に住みたいと思っても日本で職を見つけないと住めないので断念しているそうです。近くて渡航費が安ければ頻繁に遊びに来るのでしょうが、日本とヨーロッパの航空運賃は非常に高いので、長い休みに日本に来ているそうです。今年は航空運賃が高くてスキップしたようですけど。
先日、山中湖に遊びに行った際に たまたまポーランド人の ご家族と話す機会がありました。1ヶ月ぐらいかけて日本を旅行しているようで、山中湖の次は京都、京都の次は横浜に行くそうです。ご夫婦とも大学の教職員のお仕事をされていらっしゃるとのことでしたが、長い休みが取れる職業なので1ヶ月も日本に滞在することも比較的容易なのでしょう。奥様はブロツワフ大学の ご出身でした。
行きたいけど 渡航費が高いので、学生の間は わざわざ日本に行く理由が見つからない、という友人が多いそうですが、「今までは理由がないので日本にわざわざ行けなかった。今は(息子に)会いに行く理由があるから、日本に行けるね。」と話してくれる友人も多いそうです。
現実問題、社会人になってからでないと日本に来るのは難しいかもしれませんが、社会人になってからでも長い休みがとりずらい職業だと、重い腰を上げて日本に来るのは難しいのかもしれません。
コロナ禍をきっかけにテレワークは普及しましたが、日本人がヨーロッパで日本の仕事をすることも、ヨーロッパの人達が日本でヨーロッパの仕事をすることも、時差を我慢すれば可能な時代になりつつあります。もっと往来が活発になればよいのに、と思う この頃です。