ここでは「日本からの留学先ランキングと授業料」に挙げた国の治安状況を「ポーランドの治安」で ご紹介したNUMBEOの治安指数を使って比較してみようと思います。日本は比較のために入れています。 カッコ内は安全指数です。

台湾、日本は治安は非常によく、ポーランドはそれらの次で、ポーランドとカナダ以下は安全指数ベースで15も開きがあります。アメリカは人気留学先の安全指数は142ヵ国中 88位で、マレーシアはアメリカより更に悪く98位です。

異論があるかもしれませんが、貧富の格差が少ない方が治安は安定しやすい傾向にあると思います。限られた国にしか行っていませんが、治安が悪い国と貧富の格差は ある程度の相関性があると感じます。そこで、上記の国の貧富の格差はジニ係数で調べてみました。こちらも「ポーランドの治安」でご紹介した「IndexMundi」のデータから数字を拾ってみます。ジニ係数は1に近ければ近い程、所得格差が大きい ＝ 富の偏在が大きい国になります。

こちらのソースには台湾とニュージーランドはこちらのデータソースにありませんでした。他のソースを当たってみると、ニュージーランドはオーストラリアと概ね同じで、台湾はポーランドよりジニ係数が少なかったです。ただ、他のソースでは上記に挙げた国のジニ係数が異なっていましたので、混ぜないことにしました。

犯罪の発生率等から算出された安全指数を見ても、格差から見ても、ポーランドはかなり治安が良い国とはいえると思います。息子もドイツやイタリアの大き目の都市に旅行すると、町が荒んでいる感じがして、ポーランドが恋しくなるそうです。

このまま治安のお話を終わらすと、既に治安があまり良くない国に留学されている方や これから留学されようとする方の不安を煽るだけになってしまいますので、次回のブログでは、私が先輩から教えて頂いた治安の悪い国に行く場合のコツを共有させて頂きます。