前のブログでポーランドの大学は英語コースが充実している、と書きましたが、Studyportalsの「Best English-Taught Universities in Poland in 2023」によると、ポーランドには大学の英語コースが130以上あり、大学院の英語コースは270以上あるそうです。

少し古いですが、2018年に書かれたVisa Guruの「List of English Universities in Poland」には、英語コースを用意している50以上の大学がリストされています。

中には大学院のプログラムだけに英語コースがある場合もあるようです。もしかしたら、コロナ禍で英語コースそのものをやめてしまった大学もあるかもしれませんが、授業や試験を英語だけで受けて卒業できる大学は珍しいわけではなさそうです。

例えば、ヴロツワフ大学で用意されている英語コースは以下の通りで、大学院の英語コースの数は大学のコースの倍です。

＜大学（1^st Cycle）＞
・化学
・バイオテクノロジー
・経営学
・刑事司法
・国際関係論
・政治学
・ヨーロッパ文化

＜大学院（2^nd Cycle）>
・理論物理学
・応用地球科学
・化学
・データ サイエンス
・医学生物工学
・経営経済学
・コミュニケーション管理
・グローバル コミュニケーション
・観光・ホスピタリティ
・法学修士 国際及びヨーロッパの法律
・国際関係論
・国際機関運営
・社会学‐異文化間調停
・東欧ユダヤ研究
・ジャーナリズムと社会的コミュニケーション
・政治学
・パブリック・ヒストリー
・ヨーロッパ研究：EU政治

ヴロツワフ大学に限らず、他の大学も大学（学部、1^st Cycle）より大学院（2^nd Cycle）の方が英語コースは充実しているようです。自分も若かったらポーランドの大学院で勉強したかった、と思います。社会人になってからの留学としても良い候補だと思います。　

ポーランド語を勉強しないとポーランドの大学で学べないのであれば、私も絶対にポーランドは選びませんが、ポーランド語の授業があるにせよ英語で卒業できる大学がこれだけあるのであれば、ポーランドは留学の良い候補の１つになりえると思います。