英語圏は学費だけでなく物価も高いです。
留学先を選ぶ基準はいくつかあると思いますが、私の考える基準は以下の通りです。
- 教育レベルが比較的高いこと
- 英語での授業だけで卒業できるコースが充実していること
- 授業料や物価が安いこと
- 治安が良いこと
- 食や文化が受け入れられやすく、その国で生活することが苦でないこと
既に、「2. 英語での授業だけで卒業できるコースが充実していること」は記事にしました。( ポーランドの大学の英語プログラムを参照して下さい。)学費についての話を書いてきましたので、他のテーマに手を付ける前に「3. 授業料や物価が安いこと」の話を片づけたいと思います。
物価の比較については、以前にもご紹介した「Expatistan」を使って、「日本からの留学先国」に挙げた国の物価をその国で一番人口が大きい都市で比較してみました。
国 | 都市 | 物価(東京比) |
マレーシア | クアラルンプール | 50% 安 |
ポーランド | ワルシャワ | 36% 安 |
台湾 | 台北 | 23% 安 |
ニュージーランド | オークランド | 22% 高 |
オーストラリア | シドニー | 26% 高 |
カナダ | トロント | 23% 高 |
アイルランド | ダブリン | 36% 高 |
イギリス | ロンドン | 50% 高 |
アメリカ | ニューヨーク | 80% 高 |
ソース: Expatistan
尚、台湾で一番人口の多い都市は新北ですが、新北は「Expatistan」にはなく、台北で比較しています。人気の留学先はどこも物価が高いですね。
ポーランドは2023年2月で年率18.4%のインフレです。相当に高いインフレ率ですが、原因の1つはウクライナからの難民で人口が増えたためとのことです。戦争が終わればインフレは多少なりとも解消されるのでしょうね。
情報ソースのリンク先 一覧
・各国・各都市の物価: Expatistan
・ポーランドのインフレ率: TRADING ECONOMICS
比較的新しい物価の比較については、こちらのページをご参照下さい。