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ポーランド留学

留学先の治安比較(2)

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現地の方と良好な関係を築くことが大事だと思います。

僕が尊敬する ある先輩は、若い頃 エンジニアとして海外に駐在していました。その先輩がいた会社の海外事業部門では「生き延びたければ現地の人間と仲良くしろ、そうすれば戦争があっても そっと裏から逃がしてくれる。」と言われていたそうです。

先輩は系列の保険会社が生命保険をかけてくれないような紛争地域でも駐在し、作業場まで行くのに銃弾が飛んでくるような国で何度か仕事をされたことがあったそうです。今では こんな会社はないでしょうけど、昭和には大企業であっても このような危険な国に赴任させる企業はありました。

先輩が赴任された治安の悪い国は貧しい国ばかりだったそうですが、努めて現地の方達と交流し、同じものを食べ、現地の方の ご家族が病気になったら、日本から薬を取り寄せてあげるなどのことをしていたそうです。そうやって現地の方と親密になると、車で作業場に行くときも危険な場所を避けてくれるなど、色々な面で助けてくれる、と先輩は言っていました。

先進国で全く同じ手法が通じるわけではないかもしれません。しかし、現地の安全情報は現地の方が一番良くご存じですので、他国に住むにあたっては現地の方と積極的交流することは非常に重要だと思います。

先輩は決してもの凄く語学力があるというわけではありませんが、人間力に溢れた方です。私は そのような人間力はありませんので同じことはできませんが、海外のプロジェクトに参加する際は、極力現地の方と交流して身の安全を確保するようにしています。

身の安全を確保するために現地の方と交流することが重要なのは留学にも言えると思います。もちろん、お金で安全を買うための配慮は十分にした上で、治安があまり良くない地域に留学する場合には現地の方との交流は重要視した方が良いと思います。

当然ながら、できれば治安の悪い国を留学先に選ばない方が良いことは言うまでもありません。私の先輩も好き好んで危険地域に行ったわけでは無く、ご家族が心配される中、仕事上の理由でやむなく赴任されたことは付け加えさせて頂きます。

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