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ブロツワフと学生生活

大学2年目のクリスマス(2)

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友人のご家族の皆さんには 本当に頭が上がりません。

以前のブログにも書きましたが、私の友人はクラクフに住んでいます。ポーランド留学をするきっかけは、元々はこの友人の勧めでした。彼は日本酒が大好きなので、留学する前に この友人に日本酒を渡ように息子に持たせたのですが、息子は留学して1度もクラクフに立ち寄ってくれることはありませんでした。

友人はクラクフの郊外に住んでいることもあり、クラクフの空港まで息子を迎えに来てくれました。友人と息子は息子が中学・高校の時に面識があるのですが、その頃とは変わった息子に驚いていたようです。

友人は まるで親戚が来たかのように、息子を歓迎してくれました。運悪く奥様がカゼで寝込んでいらっしゃったのですが、奥様のケアをする傍ら、息子に料理をひっきりなしに振舞ってくれたそうです。彼に料理の才能があるのは知りませんでしたが、どれもおいしいものだったそうです。

息子が滞在中、LINEで友人と息子とも会話したのですが、息子は自宅にいるかのように寛いでいました。話題が豊富で心配をかけさせない、友人の人柄のおかげだと思います。家の中を実況中継してくれましたが、私がイメージするようなヨーロッパの家でした。日本から買ってきたものがヨーロッパの家の中で調和して飾ってあったそうです。

友人の息子さんは大学院生なのですが、彼もこの時期、実家に帰ってきていました。元々彼は、日本で日本語を学びたい、と思っていた時期もあったそうですが、友人の息子ともアニメなどの話で大分盛り上がり、仲良くなったようです。彼はアニメで日本語を覚え、ゲームでドイツ語を覚えた、と昔、友人が話していたことがあります。

奥様がカゼで寝込んでいるのに、ヴロツワフ市内の観光までしてくれました。友人の息子さんと友人、それに息子の3人でクラクフ旧市街地にあるヴァヴェル城や郊外にあるヴィエリチカ岩塩坑などにも連れて行ってもらえたそうです。(クラクフについては「クラクフとクラクフにある大学」をご参照下さい。)

本当に、友人のご家族には本当に頭が上がりません。でも、それ以上に息子が友人のファンになったり、息子同士が仲良くなってくれたことを嬉しく思っています。

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