ポーランドについて

最近の物価上昇

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最近の物価高のお陰で、物価面でのお得感は薄れてきました。

今は大分落ち着きましたが、少し前まではポーランドの物価は急速に上昇していました。ポーランドの消費者物価は2023年6月時点で昨年同月比 11.5 %です。日本では2023年5月時点で昨年同月比3.2%ですので、相当な値上がり率です。

1月に前月比の物価上昇率は2.5%まで上がりましたが、それ以降、物価上昇率を抑えて最終的に5月に物価上昇率がゼロになりました。ポーランドでは昨年7月から6.75%の金利を継続していました。EUROの金利が2023年6月になって4%に上昇した考えると、相当なブレーキを踏み続けてきて漸く物価上昇に歯止めがかかった感じです。

日本はゼロ金利政策続けていますが、金利差が為替レートに反映されたためか、円はズウォティに対しても弱くなってきています。2023年3月までは1ズウォティは30円台でしたが、そこからズウォティは円に対して急激に強くなり、今では1ズウォティは大体35円程度です。

Expatistanの数字によると、2022年の12月頃までは、ワルシャワの物価は東京の40%安でした。しかし、今は24%安まで上昇しています。

2022年12月2023年7月
全般40% 安24% 安
食費40% 安17% 安
住居36% 安21% 安
交通50% 安36% 安
2022年12月時点と2023年7月時点の ワルシャワの物価 (東京の物価比)
ソース: Expatistan

これ以外では、衣料品は東京よりワルシャワの方が31%高、医療が東京よりワルシャワの方が13%安です。ここのところの物価高のお陰で、物価のお得感は残念ながら薄れてきました。

物価高や円の通貨安はポーランドに限ったことではありません。正直、英語圏の国に比べると、相当にマシだと思われます。(コチラの記事に主要留学先の物価を掲載していますので、宜しければ ご参照下さい。)

ポーランド特有の事情として、不動産が値上がりはあるようです。お隣のウクライナから避難している方達が住まいを必要としているので、賃貸物件が値上がりしているようです。 

通貨安と物価高のダブルパンチで、息子の肌感覚では、同じ食品を留学直後は1,000円で買えていたものが、1,500円ぐらいする感覚のようです。 せめて、ズウォティが30円程度まで戻って欲しい、と思うこの頃です。

情報ソースのリンク先 一覧
・ポーランドの消費者物価(前月比): TRADING ECONOMICS
・日本の消費者物価: 日本経済新聞
・ポーランドの金利: Investing.com
・ユーロの金利: TRADING ECONOMICS
・物価比較: Expatistan

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