ポーランド留学準備

留学のための英語トレーニング(2)

<コスパ最高!のポーランド留学>
良い先生に巡り合えたことが大きかったと思います。

前回のブログに書いた通り、息子は元大学の先生からオンラインで英語を学びました。教えて下さった先生はアメリカ人の方で、奥様がポーランドの方であるためか、ポーランドにお住まいです。一時期、その先生の代わりに教えて下さった方もいるのですが、その先生も大学の先生で、ポーランド人の方でした。

先生との会話は常に英語になるので、雑談も英語のトレーニングです。雑談も知的なもので、日本と欧米の違いなどの話が多かったようです。学校の授業に物足りなかさを感じていた息子の知的好奇心もずいぶんと刺激された様子で、それまで真剣に勉強していたとは言い難い状態が一変しました。

先生はアメリカにいる時に日本人も教えたことがあり、日本人の特性も理解した上で、大学生活を送るための心得も含めて色々とアドバイスして下さいました。先生は息子にとって良き師でした。

当初の予定ではIELTSで必要スコアを取れば授業は終了でしたが、先生から授業についてゆく英語力こそ必要だということを学びましたので、留学するまでは週2回の授業を継続しました。

留学が近づいてくると、少なくとも留学初期は引き続き先生のアドバイスを頂いた方が心強いので、半分はメンターとして、半分は英語の先生として、週に1回のペースで留学後も授業を延長して下さいました。

本人が英語力が不足していたことを痛感していたため、大学の授業で大量の宿題が出る中でも先生の授業を続けていました。時には宿題や試験についてのアドバイスを貰っていたこともあるようです。

先生は「挫けて日本に帰る前に、ワルシャワの僕の家にくるんだよ」と声をかけて下さったこともあるようです。留学生活初期の不安を軽減できたことは、本当に大きかったと思います。

先生に教わらなければ、IELTSで入学するのに必要なスコアが取れた段階で英語の勉強を辞めてしまい、留学後に本当に苦労したかもしれません。そのような状態であれば、1年次の前期で大学を辞めてしまうこともあり得たでしょう。1年次の前期が一番ドロップアウトしやすい、というのも良く分かります。

IELTS準備から大学の1年次までの約1年半の間、先生に英語を教えて頂いたことが、現地で学生を続けられている最大の理由だと思います。

最近になって(1年次の5月)、息子は先生から「Listen。もう僕に教えられることはないよ。 もし、次に助けが必要だったら、連絡しておいで。もう、お金はいらないから教えてあげる。だから、浮いた お金で夏に遊んで、その分 いろんな経験をしておいで。」と言われたそうです。

息子は晴れて先生からお墨付きを頂き、先生から卒業することになりました。

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