ポーランド留学のキッカケは友人のアドバイスでした。
息子が高校1年生の頃、息子は海外の大学に進学したいと言い始めました。家内の友人にアメリカ留学について聞いた結果、費用が相当に掛かるということは分かったのですが、たまたまアメリカ人の友人が日本に来ていたので彼にも意見を聞いてみました。
彼の答えは「アメリカではアイビーリーグでもない限りは、大学卒業しただけじゃあ(米国での)就職は難しいよ。 日本の大学を卒業した後にアメリカの大学院に留学した方が良いと思うけど。」でした。
今度はポーランドの友人が来日した時に「息子が海外の大学に進学したいって言っているけど、どう思う?」と聞いたら、「ポーランドの大学が良いと思うよ。」って言ってくれました。
彼は続けて「ポーランドの大学は学費が安いよ。アメリカでは奨学金を取るのが大変だけど、ポーランドや北欧の国々は海外から学生を招きたいので、奨学金は比較的取りやすいんだよ。ポーランドでは英語だけで卒業できるコースも割と充実しているんだ。ドイツは銃撃事件なんかがあって治安は決して良くなくなってきたけど、他のヨーロッパの国に比べてもポーランドの治安は良いよ。」と言いました。
彼のアドバイスを受けて、息子にはポーランド留学を勧めました。紆余曲折を経て息子はポーランドの大学に進学し、今ではポーランドでの学生生活を大いに楽しんでいます。実際に息子が留学した後で考えても、彼のアドバイスは正しかったと思います。
後から聞いた話ですが、米国に住む家内の友人は、息子の大学進学(私立)に諸経費含めて年間8万ドル(1000万円以上)必要だと言っているようです。また、家内の知人のお子さんが米国に交換留学した際には、公立大学で年間500万円かかったとか。友人たちのアドバイスは本当に貴重で、今でも感謝しています。