
ポーランドに小包を送る方法
息子は「欲しいものでポーランドで手に入らないものは殆どない」と言っているので、送る必要はないのかもしれませんが、ちゃんと栄養のあるものを食べて欲しい、という母親心から2~3カ月に1回ぐらい日本の食べ物を送っています。
以前、「後から送ったもの」の記事を書いていた時には「郵便局から2Kgの荷物を送ると3,070円かかる」と書きましたが、2年弱たった今、輸送費は4,000円に跳ね上がりました。他にもヤマト運輸が国際宅急便で同程度の値段のサービスを提供していますが、我が家は国際郵便の小型包装物(書留)を使い続けています。
小型包装物は、2㎏を上限にして格安料金で送るサービスですが、2kgを送る際の上限金額である4,000円には追跡サービスは含まれておらず、別途430円程かかります。先日、書留のメニューを選ばず出したらトラブルにあったので、皆さんと共有させて頂こうと思います。
戻ってきた小包
昨年12月に、お正月を日本で過ごさない息子に お餅などの お正月用の食べ物を国際郵便で送りましたが、うっかりメニューを選ぶ際に書留を付けずに作成し、途中で気がついたのですが、初めてじゃないしきちんと届くだろう思い訂正せずに送ってしました。(たった400円余りの費用のためにこんなに不安になるとは💦)
追跡サービスをつけないと荷物の現在地がわかりません。今までの経験上2週間もあれば届くだろうとたかをくくっていました。そして、頃合いを見て息子にポストに配達の紙が入っていないかどうかの確認と、今まで通り最寄りの郵便局に確認に行くようにいいました。
息子はしばらくして郵便局に行きましたが、荷物は届いていないと言われ、また1週間後にも足を運びましたがやはり届いていないと言われてしまいました。
あきらめていたところ、3月になって「保管期間経過」のため、日本に荷物が送り返されてきました。しかも、無事を願って書いた母(自分の)のメッセージ付きです😲
てっきり「途中で荷物が盗まれたのかなぁ」とか想像していたのですが、全く手つかずで日本に戻ってきたのは驚きです。 送り返すのだってコストはかかるはずなので不真面目なら荷物を捨てると思いますが、緩さと真面目さが同居しているポーランドらしいトラブルのように思います。送る際にもし不達だった場合は放棄するを選んだにも関わらずです❗️
小包を送るときの ご注意点
ポーランドの郵便局は荷物が届いていることをお知らせもしてくれないので、結構不便です。息子が「留学中に強制送還!?欧州正規留学に潜む罠」で ご紹介したトラブルも、致命傷になったのは許可証が受け取れないことでした。何故か荷物が届いていることをちゃんとお知らせしてくれないトラブルが多いように思います。
追跡サービスがついていれば、受け取り手が「お問合せ番号」で確認することができるので、小包を送る際には小型小包(書留)を選ぶことを強くお勧めします。
これ以外にも小包を送る際には色々な面倒なことがあります。重量は1gでも超えるとNGなのでガムテープをその場で少し減らして重量を枠内に収めたこともありました。まずはガムテーむも繊維状の茶色ではなく、透明のペラペラのものを使う。また、内容物とHS Code、重量、価格と個数という記載事項が多く結構手間です。私は、HS Codeは項目が多すぎるので割愛してしまっています。まだこの項目が導入されてから「HS Codeなしの為」不達という経験はありませんが、面倒でなければこちらは入れた方が良いかと思います。
4月に入ってから小包を送った際には息子から「もう、卒業して帰るだけだから送らなくてよいよ。」と言われたので、小包を送ることからは一足先に卒業しそうです。