コスパ最高!のポーランド留学

ポーランドについて

海外観光客から見た日本①

 最近、「日本に行ってみたい」や「日本に行ってきた」なんていう話をよく耳にします。僕のクラスメイトの一人も先月の日本旅行を大変楽しんでいたようで「お前ポーランドで何やってんだよ!俺は日本に移住したいくらいだぜ」とメッセージを送ってきました。

英米を股にかける高級旅行雑誌コンデナストトラベラー誌が2023年10月に発表した読者の人気ランキングで、日本はイタリアを抑えて一位に輝きました。こちら

昨今、観光客のマナーに関する問題も度々浮上し、インバウンド需要の増加も良い事ばかりではないということが強調されつつありますが、視点を逆にしてみて、海外から日本を訪れる観光客は何を考えているのでしょうか。

ポーランド在住でYouTubeの検索言語が日本語だと、時々、僕がまるで日本文化に熱心なポーランド人であるかのようなおすすめ動画が流れてきます。その中に「初めて日本に旅行する人へ」みたいな、外国人の解説動画がありました。気になって見てみると、初めての「日本食はコンビニから入るべし」というおすすめがされていました。

日本のコンビニ食はクオリティが高く、西洋的な味付けの商品が多いそうです。日本を訪れる多くの観光客が日本の食文化は多様で驚異的だと評しますが、初めて目の前にする食文化に、右も左もわからない状態でチャレンジすることに抵抗がある人も少なくないようです。またコスパも高く便利なため熱心なファンも多く「日本旅行中、私の体の85%はコンビニでできている」というコメントを読んだ時は思わずクスッと笑ってしまいました。

コンビニで自分の好みを見極めてから、徐々に開拓してゆくようなスタイルもあるようです。

冒頭で触れたクラスメイトは、元から大の日本食ファンであり、ヨーロッパ国内旅行に行っても、わざわざ日本食レストランに入るような変わり者でした。

こちらロンドンで食べた「Japanese pancakes」(スフレパンケーキ)ですが、一人分5000円にもかかわらず、生卵の臭みが強くてあまり好きではなかったそうです。

日本を訪れた際に再チャレンジしたそうで、こちらは大変気に入ったとのことでした。

日本の食文化の多様さと素晴らしさはこれ以上語るまでもないのですが、優れた美術を楽しむのに”相応の目と感性”が必要なのと同様に、日本食を楽しむのにもある程度の慣れが必要な場合があるようです。

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