受けないと仕方がないのですが、IELTSはコスパが悪いです。
大学によって異なると思いますが、ポーランドの大学願書受付は概ね6月頃迄です。
英語力を証明する試験としてIELTSを選ぶ場合には、それ以前に要求するIELTSのスコアを取得する必要があります。
息子が願書を出した当時は、ヴロツワフ大学の法学・経営学・経済学部の英語能力条件を満たすのにはCEFRのB2に相当する資格試験であればよく、わざわざ高いIELTSを受験する必要はありませんでした。
準1級はCEFRのB2に相当するスコアとCEFRのB1に相当するスコアがありあす。受験料は1回 9,800円(税込み)です。 しかし、IELTSの受験料は25,380円(税込み)です。
IELTSのメリットは英検が年3回しか受験チャンスがないのに対し、IELTSはほぼ毎日あることだと思いますが、大学がIELTSでなく英検を認めてくれて時間に余裕があれば、英検準1級を取ってみるのも良いかもしれません。
息子は私が間違えて手配したIELTSの「General Training」を受験し、「Academic」でも一応受けなおしたため、合計で2回分の費用がかかりました。結果的に、ヴロツワフ大学では「General Training」でも「Academic」でも、どちらでも良かったのですが。
2つの試験の違いは主として「General Training」は社会人向けの出題内容であるのに対し、「Academic」は学生向けの出題内容であることです。
試験のスピーキングテストでは、コロナ対策で試験官との間に透明のビニールの垂れ幕があり、息子は声が小さくてよく聞き取れなかった、言っていました。他にも試験慣れの要素はあると思いますが、IELTSはコスパが悪いですね。
以前にも書きましたが、汎用性はIELTSの方が高いのは言うまでもありません。留学を考えるのであれば、早めに志望大学の英語要件を確認してから英語学習に取り組んで頂いた方が良いと思います。