ブロツワフと学生生活

ヴロツワフのオペラ

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試験の息抜きもヨーロッパって感じです。

前のブログで息子は試験の合間にオペラを見に行っていた、というお話をしましたが、ヴロツワフのオペラについて少し書かせて頂きます。

ヴロツワフのオペラはポーランド最大級、かつポーランドで最も重要なオペラの一つです。ヴロツワフ オペラの公式ページによると、ヴロツワフでは17世紀頃からオペラが公演されていたそうです。

現在の演目はモーツァルト(魔笛、コジ・ファン・トゥッテ、フィガロの結婚)から、ヴェルディ(椿姫など)、 ビゼー(カルメン)、ワーグナー(ニーベルングの指輪、パルシファル)といったオペラの演目の他に、チャイコフスキー(白鳥の湖とくるみ割り人形)、プロコフィエ(シンデレラとロミオとジュリエット)、ミンカス(ドンキホーテ)といった古典的バレエも上演されているようです。基本的にポーランドの方がイタリア語などで演じますが、英語の字幕はあります。

ヴロツワフのオペラ ハウスは旧市街地の一角にあり、大学からすぐのところにあります。オペラハウス自体が歴史的建造物で、1841年にオープンしたものです。ベルリンのシャルロッテンブルク宮殿を設計したカール・ゴットハルト・ラングハンスが設計したもので、第2次世界大戦の戦火も奇跡的に生き延びました。

ヴロツワフのオペラは冬の間は上演されていないこともあり、息子は5月になって初めてオペラを見ました。彼が見た演目はカルメン、コジ・ファン・トゥッテですが、もの凄く感動していました。上演は午後からで、2回の幕間の休憩時間には多くの男性がシャンパンを飲むそうです。優雅で息子のテンションが上がる理由もよく分かります。バレエもボレロを見ましたが、ダンサーに日本人が何人かいたそうです。

以前のブログにも書きましたが、ヴロツワフのオペラのチケット料金は学割が効いて2階席で50ズウォティ(約1,700円)です。オペラではあまり学割が効かないらしく、学割前の金額は60ズウォティ(約2,000円)です。日本ではどんなに安い席でも倍以上はするようですので、伝統あるポーランド トップクラスのオペラが映画1本分の値段以下で見れるのは破格です。

息子にとっては 大学の寮に戻ってからも余韻を楽しめる、良き息抜きになっているようです。

情報ソースのリンク先 一覧
・ ヴロツワフのオペラハウス: Wikipedia(ブロツワフ オペラハウスシャルロッテンブルク宮殿
・ ヴロツワフのオペラ歴史、演目: ヴロツワフ オペラ ホームページ
野外公演: VisitWroclaw.eu

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