
オポーレについて
オポーレはクラクフとヴロツワフの間にある、チェコとの国境に近い地方都市です。人口はワルシャワの1/14、ヴロツワフの1/5程度なので大きな町ではありません。オドラ川の畔にある町で、中世やルネッサンス時代には幾つか交易路が交わっていたため、商業の中心地としても知られていました。
ヴロツワフ同様、時代によって国が変わった町で、中央ヨーロッパの様々な文化遺産が残っています。建築様式が異なる建物が町中に並んでいるだけでなく、1つの建築に複数の建築様式が混在していることもあるそうです。
オポーレにはオポーレ大学(University of Opole)とオポーレ工科大学(Opole University of Technology)など5つの大学があります。
オポーレ大学について
オポーレ大学は1994年に設立された比較的新しい公立の総合大学です。パースペクティブ(Perspektywy)の2024年の大学ランキングでは、オポーレ大学はポーランドの大学で26位、総合大学としても、20大学中8位です。オポーレ大学には以下の12学部があります。(学部名は参考訳となります。)
化学薬学部(Faculty of Chemistry and Pharmacy)、経済学部(Faculty of Economics)、言語学部(Faculty of Philology)、医学部(Faculty of Medicine)、数学・物理学・コンピューターサイエンス学部(Faculty of Mathematics, Physics and Computer Science)、政治・ソーシャル コミュニケーション学部(Faculty of Political Science and Social Communication)、健康科学部(Faculty of Health Sciences)、社会科学部(Faculty of Social Sciences)、法・行政学部(Faculty of Law and Administration)、自然科学技術学部(Faculty of Natural Sciences and Technology)、芸術学部(Faculty of Art)、神学部(Faculty of Theology)
オポーレ大学の英語コース
オポーレ大学には以下の英語コースがあります。
英語コース名 | 期間 | 授業料 (1年間) |
---|---|---|
英語言語学 English Philology | 3年 | 5,200 PLN |
パブリック・コミュニケーションにおける英語 English in Public Communication | 3年 | 5,200 PLN |
国際ビジネス International Business | 3年 | 7,200 PLN |
グローバル研究 Global Studies | 3年 | 7,200 PLN |
1PLN(ズウォティ)を40円で計算しても、学費は年間20.8万円~28.8万円で、最安値ではないかもしれませんが非常に安い授業料です。希望の学部があるので学費を安く抑えたい、お試しでとりあえず英語をポーランドで学びたい、という方には おススメかもしれません。
情報ソースのリンク先 一覧
・ オポーレについて: Wikipedia、ポーランド政府観光局
・ ポーランドの大学ランキング: パースペクティブ(Perspektywy)
・ オポーレ大学について: Wikipedia、オポーレ大学 公式サイト
・オポーレ大学の英語コース(年間の学費を含む): オポーレ大学 公式サイト