〜バルト海の船旅〜
あまりイメージがないかも知れませんが、ポーランドの北側はバルト海に面しています。これがこの計画の始まりでした。ポーランドからバルト海を北上し、スウェーデンへの旅行計画。
ポーランドの北部グダニスクは琥珀の産地として有名ですが、ストックホルム行きのフェリーはこの街の港から出港します。片道18時間の夜行フェリー、今回は往復500plnほどで個室なしの利用です。
時期は6月、北欧を訪れるには良い季節です。
街の中心からバスで20分ほどいった港にフェリーが錨をおろしています。
パスポートの保安検査を終えると係員の案内で、徒歩でフェリーに乗り込み、エレベーターで客室部まで登ると・・・想像していたよりも綺麗でした。
夕方出発なので、食堂でちょっと早めの夕食をいただきます。
バルト海の景色を見ながらビールとポーランド料理を堪能します。
実はこの時、前の長テーブルにいた団体客が国際ギャング組織『Hell’s Angels』のスウェーデン支部の構成員達であったことに気づいて、かなりビビっていました。
気を取り直して甲板へ、6月の北欧は日が沈みません。この熱帯魚色の夕焼けは、これでも夜なのです。
個室はありませんが、この日は利用客が少なく、椅子を横にして寝れたのでしっかり休むことができました。
翌日目を覚ますと、目的地のストックホルムまでもうすぐ。
フェリーが到着するのはNynäshamnという港町です。なんだかんだでフェリーを降りたのは12時頃でした。
ここからストックホルムまで行くのに電車で20分ほど揺られます。
合計18時間と20分の長旅でしたが、ようやくストックホルムに到着。初夏の陽光が眩しい。
今回はここまで、次回はストックホルムの街を散策します。