授業について行くために必要な英語力はIELTS換算で7.0程度らしいです。
息子はポーランド在住のアメリカ人の先生からオンラインで英語を学びました。先生はアメリカの大学で日本人を教えていた経験をお持ちですが、先生からは大学の授業についてゆける英語力を身に着けることの重要性を学びました。先生から頂いたアドバイアスは以下の通りです。
- 大学の授業で良い評価を得るために最も大事な能力はレポートを作成するためのライティング力。大学の評価でレポートが占める割合は大きい。
- その次に大事になるのが授業のディスカッションに参加できるようになるためのヒアリング力とスピーキング力。レポートに次いでディスカッションでの貢献も評価に占める割合は大きい。
- リーディング力は重要ではあるけど、日本人は概ねリーディング力は低くない。
- 入学だけならIELTS 5.5~6.5を取れば事足りる。しかしながら、授業について行くためには、IELTS換算で7.0程度の英語力が必要。
ヒアリング力とスピーキング力は現地で孤独にならないためにも必要だとも仰っていたそうです。孤独になればドロップアプトもしやすいですし、日本人同士で固まってしまえば留学して視野を広げるチャンスも減少します。
実際に留学を経験している今、息子は先生のおっしゃっていたことは正しかった、と言っています。
息子は入学申し込み間際までIELTSの試験を受けなかったのですが、先生から「仮にIELTSで 5.5が取れなくても、最悪は僕が推薦状を書いてあげるから、あまり緊張せずに頑張っておいで」と言って下さったそうです。おかげさまで、過度に緊張することなく試験に臨むことができ、必要なスコアも取ることができました。
元大学の先生とは言え、先生の推薦状で入学できたかどうかはわかりません。しかし、入学したあとの息子の話を聞く限り、ヴロツワフ大学は柔軟な対応をするので、先生の推薦状だけで英語要件はクリアできた可能性は大いにあると思います。
先生はIETLSのスコアをとる技術を磨くより、卒業できる英語力向上に注力した教育をしてくださいました。息子が現地で学生生活を満喫している今、先生には本当に感謝しています。