ヨーロッパ旅行

プラハ編①

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〜世界一美しい図書館〜

一千年の都とは言えど、史実によれば、本格的な繁栄の風が吹き始めたのは14世紀だと言います。古くから『ボヘミア』と呼ばれたプラハの地ですが、その王、カレル一世が神聖ローマ帝国の皇帝に選ばれたことで瞬く間に中欧一の都市に発展しました。今でもその歴史的な中世の街並みを色濃く残すことから一千年の都という名前がついたそうです。

ストラホフ修道院図書館

 世界で最も美しい図書館の一つとも言われるこの図書館は、チェコの旧市街地から20分ほど丘を登ったところにあります。建造が1143年で現在20万冊もの書物が残されています。

一般客の場合、図書室の中まで立ち入って蔵書に手を伸ばすことはできませんが、博物館のようになっている施設内で幾つかの展示を見ることができます。

チケットの価格は190czk。27歳以下の学生であれば半額以下の90czkです。買い方はチケットオフィスで学生証の提示を求められるので見せるだけです。

この受付のお姉さんですが、風貌で判断したのか、名前を見たのかは定かではありませんが、僕が学生証を見せると「きゅうじゅうくろーねです」、「ありがとうございました」とゆっくりと日本語で話してくれたのを覚えています。ささやかですが温かい体験でした。

国立博物館

ヨーロッパで『国立博物館』といえば、その国のと言っても過言ではない存在です。なので僕は新しい国を訪れる時、なるべくその国の国立博物館(美術館)は訪れるようにしています。プラハにあるそれも、細かい装飾で彩られ、来る人を飽きさせないことでしょう。

こちらは晩年のマリア・テレジアの肖像画です。女性ながら群雄割拠の時代に大きな権力を握った力強さが伝わってきますね。

まさに、きもったま母ちゃんって感じです💦

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