ベルリン旅行③ 〜世界最高峰の音楽をお得に楽しむ方法〜
こんにちは、息子です。ベルリン旅行の記事は今回で一旦最終回となります。
音楽の街
ベルリンは音楽の街としても知られ、多くのオペラ劇場やコンサートホールを有します。毎晩必ず何かしらの公演がどこかで開かれており、その演目も伝統を守り続けるクラシックから近代的な創作物まで様々です。
しかも、ある裏技を使えば、その公演チケットが破格の値段で手に入ってしまうのです!!
ベルリンでお得に音楽を楽しむ裏技を紹介
その裏技は『Classic Card』というベルリンの専用アプリをインストールし、クラシックカード会員になるだけです。
この割引は30歳未満の方のみが対象で、会費は年間、年齢×ユーロという仕組みです。例えば、18歳の方であれば18€、最大で29歳で29€というような感じになっています。一見、少し購買するのに勇気のいる価格ではありますが、その割引率が恐ろしく、場合によってはたった一度の利用でも元がとれてしまいまうのです。
例えば、世界最高峰と名高いベルリンフィルハーモニーのコンサートですが一等席で一般価格だと59€ですが、それがなんと13€と、46€もお得に買えてしまいます。これ一席で元が取れてしまいます。
しかも、一つの会員につき、二人分までチケットが買えるので例えば、二人での利用であれば、一人が会員になって二人分買うという方法でさらにお得にチケットが買えるのです。
ベルリンフィルハーモニー(初日の夜)
実際にベルリンフィルのコンサートに行ってきましたが本当に素晴らしい公演でした。もちろんコンサートはベルリンフィルハーモニーの拠点であり、シンボルともでもある、あの美しい五角形のホールで行われます。
入り口でチケットを見せたら案内に従って歩いていきます。まだ開演前なのでホワイエで来場者の方々が今か今かと集まっています。
まだ少し時間もあったので、場内のバーカウンターでビールを購入
飲んでいたら入場が始まってしまったというハプニングはあったものの、なんとか飲み干して入場。ほろ酔い気分で席につきました。
今回の演目は、モーツァルトでした。
有名なオペラ、フィガロの結婚の序曲に始まります。
その中でも個人的に心奪われたのはモーツァルト作曲のミサ曲
『Et incarnatus est』です。ラテン語の直訳だと
『そして肉体を与えられた』になりますが、パンフレットによると意訳で
『天国の歌』となるようです。
いずれにしても、公演中はまるで本当に天国にいるかのような気分で
聴き入ってしまいました。歌い手は異なりますが、曲のURLを貼っておきます。
コンサートを終えて、余韻に浸りながら夕食探しがてらベルリンの街を少し散歩。ベルリンの治安はヨーロッパの中では比較的良さそうです(危険エリアなどは存在するため要注意)。
二日目の夜
二泊三日のベルリン旅行、二日目の晩は近代オペラでした。
キューバ革命を題材にしたオペラだったようなのですが、英語の字幕がなく、僕はドイツ語を解さないので、ほとんど雰囲気で見ていました。
こちらもClassic Cardによる割引ありです。
最後に
二泊三日のベルリン観光、大変良い旅でした。ヴロツワフからアクセスしやすいのも利点ですね。
ポーランドとドイツには因縁があり、お互いあまり相手をよく思っていないこともありますが、日本人目線では、どちらも別の意味で良い国だと思います。