
工業都市・カトヴィツェ
カトヴィツェはポーランドで7番目に大きな都市です。ポーランド南部の主要都市の1つで、人口はヴロツワフの約半分、ワルシャワの1/8程度で比較的小さな工業都市です。戦前から重工業が盛んだった町で、18世紀から炭鉱が始まり、冶金も18世紀にはじまりました。
カトヴィツェ周辺には同じ規模の町がいくつかあり、WSB大学のメインキャンパスがあるドンブローヴァ・グルニチャもカトヴィツェの周辺にあります。
カトヴィツェ・シレジア大学
カトヴィツェ・シレジア大学(The University of Silesia in Katowice)は1968年に設立された公立大学です。メインキャンパスがカトヴィツェにあり、カトヴィツェに隣接するチェシンとソスノビエツ、チェコとの国境にあるチェシンにもキャンパスがあります。
大学ランキングを上げてきた大学の1つで、 UniRankによるとポーランドで11位の大学です。人文科学(Humanities)、自然科学(Natural Sciences)、社会科学(Social Scidences)、科学技術(Science and Technology)、法律・行政(Law and Administration)、芸術・教育科学(Arts and Educational Science)、神学(Theology)といった学部のほかに、映画大学もあります。(「映画が学べるポーランドの大学」を ご参照下さい。)
国際性は同大学の重要な方針の1つで、ポーランド国外の90ヵ国にある大学と900の相互協定を結んでいます。日本は東京外語大学と結んでいます。
カトヴィツェ・シレジア大学の英語コース
カトヴィツェ・シレジア大学の学士課程の英語コースの英語コースは材料科学・工学(Materials science and engineering )のみです。(2025年4月7日現在)3年のプログラムでバイオマテリアル、先進工学材料(Innovative Engineering Materials)の2つを専攻できます。
修士課程では、バイオテクノロジー、情報工学、国際ビジネス法・仲裁、ニューメディアにおけるクリエイティブ・マネジメント、物理、政治・外交の国際研究といった英語コースもあります。
現時点では学士課程の英語コースは1つしかないため、材料科学・工学に興味がなければ学士課程の留学先としてはあまり魅力はないかもしれません。
情報ソースのリンク先 一覧
・ ポーランド主要の都市の人口: Wikipedia
・ カトヴィツェ: Wikipedia
・ カトヴィツェ・シレジア大学について: Wikipedia、カトヴィツェ・シレジア大学公式サイト
・カトヴィツェ・シレジア大学のランキング: カトヴィツェ・シレジア大学公式サイト
・カトヴィツェ・シレジア大学の英語コース: カトヴィツェ・シレジア大学公式サイト