ブロツワフと学生生活

ポーランド語の試験

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持つべきものは友、の一言に尽きます。

新しい言語を学ぶことは特殊な才能がない限り大変なことだと思います。記憶の癖によっても異なるのだと思いますが、基本単語を身に着けるまでに相当の労力を必要とします。関連付けができるレベルまで基本単語を覚えてしまえば、語彙を増やすのも比較的楽ですが、そこに辿り着けるまでが相当に大変です。

ドイツ語のように英語に似た言語であれば、英語の関連で覚えられるものも相当にあると思うのですが、ポーランド語は英語やドイツ語のようなゲルマン語系ではないので、そのようなアプローチは取れません。

私が知らないだけで、もしかしたら英語に近い単語は結構あるのかも知れませんけど、少なくとも基本単語100個ぐらいの中では英語を連想できそうなものは殆どありません。私の場合はそこで挫折しました。

ポーランドでも地方では英語があまり通じない地域もあるようですが、大都市、しかも学生が多いヴロツワフでは、生活面でポーランド語がどうしても必要という場面が殆どありません。息子にとってのポーランド語は学校の試験をクリアするためだけのものでしかないので、やっつけ仕事の感があります。

週に1回、必須の授業として受けていますが、1年勉強した今も、殆どポーランド語は話せないそうです。自己紹介程度はできるようですけど。

他の科目ではみっちり試験勉強をする息子でも、ポーランド語は試験直前まで勉強する気になれず、前日にポーランド人の友人たちから特訓を受けて、試験に出そうなフレーズだけ教えて貰ったそうです。お陰様でスピーキングテストは満点だったそうです。文法は酷かったらしく、先生から「Undergroundだ」と言われてしまったそうでが、、ポーランド語は文法が無茶苦茶難しい言葉のようです。

文法は酷くでも、スピーキングのお陰で何とか試験はギリギリ パスできました。試験に限らず息子は現地の友人に色々と助けて貰っているようですが、1年を無事終えられたのは息子の友人たちのお陰だと思います。

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