息子は最初、ヤギェロン大学に進学しようとしていました。しかし、行きたい学部に英語での授業がなかったため、最終的にはヤギェロン大学より若干学費が安いヴロツワフ大学を選択しました。

ヴロツワフ大学は確かにポーランドのトップ５には入っていないのですが、他の尺度で見ると、とても魅力的な大学ですし、今から考えると良い選択だったと思います。

まず、前回と同じPerspektywyで、6位以下の大学を列挙します。カッコ内はU.S. Newsが掲載しているグローバル大学ランキングです。

留学する上で重要なポイントの１つには留学生の満足度があると思います。ポーランドの大学の留学生満足度ランキングは以下の通りです。（2016年で若干古いのですが、ご容赦下さい。）

その国のトップクラスの大学を卒業するのは、語学の壁を考えると難易度は高くなります。欧米の大学は入学より卒業の方が遥かに大変なので、若干ランクを下げて留学生の満足度が高い大学にまずは入学して環境に慣れるのは悪い選択肢ではありません。

レベルの高い大学行きたければ環境に慣れてから編入することも可能で、他の大学への編入はポーランドを始めとした欧米の大学では珍しいことでもありません。

留学後に知った事ですが、初めの半年が最もドロップアウトしやすいようです。日本の大学のように厳しい入試があるわけではないので、もっとレベルの高いところに入学することは可能だったと思いますが、この時期にあまりハードな環境を選ばないで良かったと思っています。