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ブロツワフと学生生活

ヴロツワフ大学の学生寮(3)

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息子は結局、ルームシェアで友人と暮らしています。

アパートを探すのに良い時期は 卒業シーズンになりますので、6~7月頃になります。 息子の寮の友人、特にポーランド人の友人たちは、早々に寮を退去してしまったそうです。そんな中で2~3件「ルームシェアしよう」という お誘いはあったようですが、寮を出ると高くなるので、悩んでいるうちに誘ってくれた方が他のルームメイトを見つけて話が流れる、って感じのことが続きました。

夏休みが始まる頃、息子の寮は修繕工事が始まりました。修繕工事の間は2人1部屋になる可能性が高かったようです。この時期まで寮に残っている学生さんは汚い環境でも平気な方ばかりのハズなので、2人1部屋はさすがに耐えられない、と思ったのか、本格的に探し始めました。短い期間で修繕工事が終われば良いのですが、修繕工事もいつまで続くのか分からない状態だったようです。

本格的に探し始めて間もなくして、誘ってくれた友達とルームシェアをすることになりました。

ルームメイトを探していたのはヴロツワフ工科大学を今年卒業した元学生さんです。ブロツワフから通えるところに就職したのですが、大学の寮を出なければならないのでアパートを探し、見つかったアパートが1人で暮らすには広かったのでルームメイトを探していたそうです。

3人でルームシェアをするのですが、各自に1つ部屋を割り当て、キッチンやバス、トイレ、リビングは共用、という感じです。息子の部屋は約6畳で、月約4万円でルームシェアさせて頂くことになりました。

ちなみに、ポーランドのアパートは個別に電気代や水道代が請求されるのではなく、これらはアパート代に含まれるそうです。

ヴロツワフ工科大学の元学生のルームメイトはアニメクラブのメンバーで、大の日本好きです。息子が一時帰国する際、彼から ズウォティを2,000円札に変えて欲しい、と言われたのですが、日本で両替して渡したら相当に喜んでいたようです。両替できるところを探して両替したのは家内ですが。

息子が日本に一時帰国している最中に彼は新居に引っ越しましたが、息子はポーランドに戻ったら寮には立ち寄らず、初日は布団のない新居で過ごしました。夏のポーランドは過ごしやすく、新居は快適なので全くストレスがない、と言っています。

毎回、同じような結論で恐縮ですが、仲良くして下さる現地の方がいることは本当にありがたいです。

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