宿題の量は1年の前期から多いです。
大学のホームページによると、ヴロツワフ大学の法学・経営学・経済学部は長年にわたり、ポーランドで最も優れた学部のひとつに数えられているそうで、1811年に設立されたプロイセン法学部以来の歴史あります。
法学部の中に経営学科や経済学科があるのは面白いと思いますが、実は日本でも経営学部や経済学部はもともと法学部から岐かれた、という大学もあるようですね。
1年次前期の科目は以下の通りです。
‐ 法律と行政の基礎(必須)
‐ ミクロ経済学の基礎(必須)
‐ 国際公法概論(必須)
‐ 定量的手法の基礎(必須)
‐ 公的機関および民間企業(必須)
‐ 経済政策(選択)
‐ 欧州統合(選択)
‐ 議論とクリティカル・シンキング(選択)
‐ 現代法文化(選択)
週に6科目、それぞれに週2回ずつの授業があり、2回の授業のうち1回が座学(レクチャー)、1回がディスカッション(クラス)とのことです。
座学はリモートで出席も可能で、テストや旅行に行く時にはリモートで参加している時もあるようです。ディスカッションも一応リモート参加ができるようなのですが、あまり推奨されていないようです。
前期では基本的に6科目の授業にそれぞれ20ページ、合計で1週間に120ページの予習が課され、後期には更に宿題の量は増えたようです。勉強量だけでいうと2年次が一番大変なようですので、2年次には更に宿題の量も増えることになるのでしょう。
もちろん、授業は先生によって面白さが異なるようですが、息子は「法律と行政の基礎」が面白い、と言っていました。それ以外にも「定量的手法の基礎」や「議論とクリティカル・シンキング」も結構面白いと言っていました。
社会人になって、これらの科目の必要性は痛感します。大学生でこれらのことを学べるのは、本当に羨ましいです。
情報ソースのリンク先 一覧
・ ヴロツワフ大学の学部:Wikipedia
・ 法学・経営学・経済学部の科目:ヴロツワフ大学ホームページ
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