トランジットの多いチケットはコスパが悪い場合もあります。
渡航費については、確たることが言いずらい状況が続いています。
ウクライナ戦争が始まる前までは、ロシア上空を飛行することができましたので、その分、フライト時間は短く済みました。しかしながら、現在はロシア上空を避けて飛行するので、フライト時間は長くなります。そのためか、以前よりも航空運賃が高くなりました。
息子がポーランドに渡航した2022年9月の段階でも、ロシア上空を飛行することはありませんでした。その際のポーランドまでの片道航空運賃は格安サイトを見ると9万円台もあったのですが、現在(2023年6月)の段階で2023年9月の運賃を検索すると、15万円程度です。
昨年までは、ポーランドから日本に一時帰国する際の運賃は、日本で購入するのとヨーロッパで購入するのでは、ヨーロッパから購入する方が安くつきました。でも、現在はヨーロッパの格安サイトで購入するより、日本の格安サイトで購入した方が割安です。
航空運賃が高いのは、円安、原油高などが原因のようですが、この先も どのような展開になるのかが分かりずらい状況だと思います。夏を過ぎれば値下がりする、という方もいらっしゃるようですので、それを期待したいと思います。
航空運賃が高いので、トランジットの回数が多い、安いチケットを抑えようとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。ウチもそうだったのですが、僅かな違いであれば、トランジットの回数が少ない方がトータルで安いこともあります。
ウチの息子はシンガポールとフランクフルトの2か所でトランジットでポーランドに向かいました。シンガポールもフランクフルトも夜間のトランジットでした。シンガポールではラウンジの長椅子で寝られたのですが、フランクフルトは夜間ラウンジがやっていなかったので、ホテルに一泊しました。
ドイツのホテルは高いですし、おまけに2回のトランジットで息子もクタクタになっていました。トランジットの時間にもよるのだと思いますが、安いチケットの中には結局、高くついてコスパが悪い場合も往々にしてありそうです。