海外では、日本のように医療費が安いとは限りません。
世界の1人あたり医療費自己負担額ランキングの上位5か国は以下の通りです。2020年時点のデータです。
順位 | 国名 | 1人あたりの医療費 |
1位 | 米国 | 126万円 |
2位 | スイス | 92万円 |
3位 | ノルウェー | 77万円 |
4位 | ドイツ | 76万円 |
5位 | ルクセンブルク | 74万円 |
ソース: THE WORD BANK
2020年のデータなので、当時のレートに併せて、1USD = 107.8円にしています。日本とポーランドは以下の通りです。
順位 | 国名 | 1人あたりの医療費 |
25位 | 日本 | 50万円 |
53位 | ポーランド | 24万円 |
ソース: THE WORD BANK
日本の数字は少し大きいと感じる方も多いかもしれません。実際にはここから日本の医療費自己負担率14%をかけた数字が支払い額になりますので、1人あたり平均で7万円程度の自己負担になります。
アメリカのような国では医療費が非常に高いので、現地で医療費をカバーする留学保険に加入するのは必須です。シンガポールもアメリカに負けず劣らず医療費が高い国ですが、ちょっと お医者さんに見てもらっただけで10万円以上、一泊二日の入院手術で100万円以上、という話を聞いたことがあります。
ポーランドの平均医療費は平均24万円ですので、アメリカやシンガポールのように法外な治療費が請求されることは無いと思いますが、それでも学生ビザを取得するには30,000ユーロをカバーしていなければならず、保険に加入しないと学生ビザがおりません。
具体的な留学保険選びは次のブログに書きます。
情報ソースのリンク先 一覧
・世界の1人あたり医療費: THE WORLD BANK
・ビザ取得時の医療保険要件: ポーランド大使館
・2020年の年間為替レート: 三菱UFJリサーチ&コンサルティング