パリ旅行① 〜芸術の都へ〜
こんにちは、ついにパリオリンピックの火蓋が切って落とされましたね。開会式や競技の運営など、様々な賛否両論があるようですが、こんな日は昨年の春に敢行したパリ旅行を思い出します。
『Le vent se lève ! il faut tenter de vivre!』(風立ちぬ、いざ生きめやも)
宮崎駿の映画『風立ちぬ』で登場したフランスの詩人ポール・ヴァレリーの詩の一節です。
僕は初めて映画を観た時からこの一節が好きで、学生寮にいた頃、フランス語を話すルームメイトに話したことがありますが、その子は「意味はわかるけど・・・」というような表情でした。
時々、あと一歩を踏み出そうか迷った時に、追い風に背中を押されるような感覚を覚えることがあります。実際は人を動かせるような強風でなくとも、風によって立った波が大きな力となって岩肌を削るように、最後の一歩で悩む人々に力を与えてくれるのです。
そうして気づけばポーランドの大学で勉強していたり、2023年のこの時期はパリでデモやストライキが過激化して、ゴミ収集も行われないなどの様々な懸念もありましたが、折角のイースター休みだからと旅程を立てたのでした。
ワルシャワからの方が飛行機代が安かったので、まずは電車でワルシャワへと出発しました。
夜のワルシャワ文化科学宮殿を横に空港へ
チェックインが始まるまで空港泊です。カフェの椅子を二つ並べて。意外にも、空港泊をしている人は他にもちらほら。椅子が柔らかいおかげか、意外と眠れました。
チェックインを済ませたらラウンジへ
朝食はサーモンや肉類、チーズなど結構充実していました。スイス経由なのでチューリッヒ行きまで待ちます。
チューリッヒにつくと、いかにも金融大国の様な広告がちらほら。
チューリッヒ空港のラウンジで昼食です。
このビールがとても美味しい。
パリまでのトランジットが長く、まだまだ時間があるので、個室を借りて日課の勉強。
なんだかんだでパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着したのが8時前でした。1日がかりの長旅(その多くはラウンジで過ごしてましたが)。
予約していた郊外のAirbnbに向かい、1日目を終えました。
次回はパリを散策します。
どうぞお楽しみに。